令和5年 年始のセルフメンテナンス

令和5年がスタートし、早くも2月半ばとなりました。年明けすぐの時期は年始特有の力みが入ることがあります。たぬき工房では年始から日数をかけて、力みを緩みへと変えています。例年さまざまな形で行っていますが、今年は「オトナの部活動」を多く取り入れてみました。年明けからの活動を振り返ってみます。

「オトナの部活動」についてはこちら https://www.tanukikobo.jp/?p=1621

 

〇1月5日(仕事はじめ) オトナの部活動「ネイチャーウォッチング部」

近くの公園までの自然の移ろいをウォーキングしながら約1時間かけて定点観測。1か月後の変化を心待ちに!

〇1月6日 特別企画「修造カルタ」

とにかく熱い修造カルタ。枚数や札を取る速さを競うよりも言葉の熱量を競いました。
参加メンバーが選んだ珠玉の金言は

で  「できる、できない」を決めるのは自分だ
の  昇ってこいよ!君は太陽だから!
じ  自分の心に聞いてごらん
し  失敗しても全然OK!
め  面倒くさいと感じたら、お茶を飲め!

 

〇1月11日 特別企画「おしるこ作り」

ご近所の方からいただいた伸し餅と、スタッフの親戚である「根津のたいやき」特製あんこで鏡開き。お正月気分も一区切りです。

根津のたいやき https://www.facebook.com/nezunotaiyaki/

〇1月13日 オトナの部活動「COOL JAPAN研究部」

今回は「さつまいも」の栄養価の高さを実感してもらうために、大家さんの石井光明さん特製の窯にて焼き芋作りを実践しました。食べるだけでなく、さつまいもの栄養がどのように作用するのかを深堀りして、必要な栄養を計画的に摂る大切さを学びました。

参考にした資料:オーソモレキュラー医学 https://www.orthomolecular.jp/method/

  

〇各人ごとに別日程で実施 ひとり調理プログラム(月1回実施)

旬の素材を使って調理スキルを磨くプログラムです。COOL JAPAN研究部で得た知識を生かし、さつまいもを使ったおかず、スイーツを作りました。5日間の中で自分の都合の良い日を選び、準備、調理、片付けまでをすべてひとりで行ってもらいました。

〇1月31日 オトナの部活動「人生案内研究会」

人生相談の回答者を目指す部活動。今やキャンプ芸人として名高いヒロシ先生も、以前はあまりの多忙さに人間不信になり、その結果、周囲に誤解されて更にどん底に…。そんなヒロシ先生が出演している動画などを参考に、何となく身近に感じる出来事に共感しながら、自分ならどんな言葉を選び、相談に乗るか?を考えてみました。

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このように、たぬき工房では商品制作だけでなく、心を安定させるためのさまざまなプログラムを提供しています。心の病は心の弱さに焦点を当てらてしまうこともありますが、実際にはストレスや不安によって判断を司る神経の信号(進め 注意 止まれ)が弱っていることがあります。それによって判断に迷いが生じたり、極度に心配症になったり、逆に焦りで頑張り過ぎてしまうことがあります。信号の弱りのせいでさまざまな経験をしてきたメンバーにとって、信号のメンテナンスはとても大切な作業です。しっかりとメンテナンスをすると、身体と心が馴染んできます。年始を「信号の定期メンテナンス期間」とし、毎年繰り返していく中で、やがては自身に合ったセルフメンテナンス方法を見つけて、一年を通して自身を安定させるスキルを身に着けていただけたら嬉しいです。

利用者の方の症状の再発や再入院を防ぐためにも、これからも多様なアプローチでプログラムを作っていきたいと思います。利用を検討されている方はお気軽にお問い合わせ下さい。 担当:小黒

利用をお考えの皆様へ https://www.tanukikobo.jp/?p=1728