利用自粛者へのサポート強化と新たな部活の始動

連日のうだるような猛暑、各地の皆様にお見舞い申し上げます。

全国的に様々な形で新型コロナウィルスの影響が出始めていますが、支援の糸を切らさないよう、各福祉事業所ごとに工夫を凝らして活動を継続しています。
たぬき工房では、ウィルスの感染拡大初期に比べ、目に見える形でメンバーの意識も変わってきたように思います。

たぬき工房に来ることで現状維持をしている方のほか、同居する家族を思い、外出を控える方、今以上の不安を大きくさせないために自宅療養する方、電車移動を避けて病院のデイケアを利用する方…それぞれ自分のやり方で自分を守る力を蓄えられるようになってきました。
電話やメールによる近況確認で、自宅での過ごし方や気持ちの変化を知るだけでなく、ちょっとしたやりとりであってもメンバーの新たな面を発見することも。
制限の多い中、専門的な支援の限界を感じることもありますが、あらためて会話すること、文字にして伝えてみることの大切さを実感しています。
今後も利用を自粛しているメンバーのサポートに力を注いでいきたいと思います。

さて、たぬきに通所しているメンバーは、9月より「大人の部活動」が本格始動となります。新型コロナウィルスの感染拡大にならないよう、対策を講じながら進めてまいります。

「書道部」
なんと、声を出す斬新な書道部。声に出すことと紙に書き記すことをカタチにしていく部活です。

「合唱部」
音楽の授業では味わえない自由なスタイルで、歌わず、その場にいるだけで出席扱い。部員のリクエストにも応える柔軟で自由な部活です。

「ネイチャーウォッチング部」
たぬき工房周辺の自然を観察しながら、ゆる~く筋肉をつける文化部兼運動部。
イノシシ、アナグマ、キジなどに遭遇できるかも。

「COOL JAPAN研究部」
海外で評価の高い、日本の文化や習慣をあらためて知り、深めていく部活です。
テーマは個人ごとに設定し、自分のペースで好き勝手に深めます。

「人生案内研究(会)」
新聞紙面などにある、お悩み相談の名珍回答者を目指す研究会です。
今の自分のまま、カッコつけずに言葉にすることを目指します。
「部」ではなく「会」にしたのは、いろいろな分野で活躍されている方を回答者としてお招きして、にぎやかな会にしてみたいという願いからです。

 

この大人の部活動を始めるにあたり、スタッフも楽しむ!失敗もOK!という枠組みで企画を練りましたが、企画会議で出た案はどれも捨てがたいほどのクオリティ。まずはこの5つの部活動をゆる~く熟成させ、ステイたぬき組の充実を図る予定です。

今後、退院間もない方、薬の調整中の方など、作業を目的としないデイコースのメンバーも部活には順次参加できるよう、支援環境を整えていく予定です。
詳しくは電話 0438-52-0175 もしくは お問い合わせ よりご連絡ください。(担当:小黒)

治療意欲を持ち続けることの大変さを、さまざまな発見や気づきで緩和させていけるよう、工夫しながら回復していきましょう。