たぬき工房の活動にお力添えをお願いします。

たぬき工房は1993年にこころの病を抱えた方の家族会からはじまり、2008年に法人化。これまで多くの方々に支えていただきながら、ようやく10期目を迎えました。利用者の回復を第一に、その人のペースに合わせた支援を大切にしているため、成果は数字には表れにくく、資金が乏しいために十分な活動ができていません。もっと多くの方からご賛助をいただければ、これまで以上の支援をすることができます。

平成28年度 新たに取り組んだ実績

  • 工賃の上限を最大5円引き上げました。
  • 利用者の交通費負担の格差を軽減するため、支給額を改定し、全体の交通費の支給額を増やしました。
  • 毎月第4土曜日 きさらづみらいラボにて「たぬきクラブ」を12回開催しました。
  • 毎月第3火曜日の夕方から「エンカウンターグループ」をはじめました。
  • ジョブトレーニングを兼ねて、利用者を月2日程度、事務職のパート職員として一般雇用しました。
  • 新たなプログラムを導入しました。
    メンバー同士のサポートを目的としたピアグループミーティング/作業を目的としないデイプログラム
  • 就労支援プログラムにより、たぬき工房へ数年間通所して回復したメンバーの就職が決定しました。
  • ピアサポート研修に6名、リカバリーフォーラムに5名のメンバーが参加し、研修を受講しました。
  • これまで商品の委託販売をお願いしていた「どんぐり薬局」様、「郷里」様に加え、「KBS 木更津店」様でも取り扱っていただけるようになりました。
  • 工賃向上に向けて、新商品を開発しました。
    ハンカチ手染めキット/つぼ押しケース/ポチ袋/ミニバッグ/新たぬきホルダー/使用済み封筒を漉いた紙の小皿
  • 施設機能を向上させました。一部はボランティアの皆様のご協力によるものです。
    屋外掲示板の設置/ごみステーションの設置/あずまやの増設/下駄箱の増設/小動物の侵入対策/すきま風対策/カーテン設置による防寒対策/室札の設置/デジタル複合機の設置
  • 雪の日でもできるだけ通所可能にするため、送迎車のスタッドレスタイヤを購入しました。
  • 商品宣伝力向上のため、革製品と染物の製作工程動画の制作や、写真撮影ワークショップを開催しました。
  • 限られた人件費の中で、職員の労力をできるだけ支援に向けるため、事務作業を大幅に効率化しました。
    会計システムの導入/ネットバンキングの導入/電子申告(e-Tax/eLTAX)の導入/ネットワークドライブ導入によるデータの一元化と情報共有/データ自動バックアップの導入
  • 年2回発行している「たぬき通信」をより親しみやすく読んでいただくために、4コマ漫画「たぬきちくん」の連載をはじめました。

平成29年度も現状に満足することなく、よりよい支援に向けて新たな取り組みをしていきますが、残念ながら資金不足のため、力をセーブしながら活動せざるを得ないのが実情です。現在、役員報酬は一切支払っておらず、法人化以降、職員給与は一度もベースアップしていません。職員個人の意思で無給のボランティア支援もしています。

今後も皆様からお預かりした賛助会費を目に見える形に変えて、利用者へのサービス向上のために努めてまいります。

平成29年度 賛助会員申込書

H29年度_賛助会員申込書 ダウンロード(pdf形式/約171KB)

※ 団体賛助会員様のWEB広告掲載期間は、平成30年6月末まで延長します。